菅官房長官は神戸市で街頭演説し

  菅官房長官は神戸市で街頭演説し、アベノミクスの成果を強調したうえで、15日召集される臨時国会では、「産業競争力強化法案」などを早期に成立させ、経済の再生を確かなものにしたいという考えを示しました。

  この中で、菅官房長官は「4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値は、プラス3.8%になった。円安に為替は振れているほか、株価も上昇している。法人税も設備投資減税をはじめ、引き下げに向けて議論が始まっている。6重苦と言われた日本経済の再生に向けて、大きく物事が動き始めた」と述べ、アベノミクスの成果を強調しました。

  そのうえで、菅官房長官は、15日召集される臨時国会について、「日本の経済の再生を確かなものにするため、経済成長を実現する国会という位置づけで臨みたい」と述べ、経済の成長戦略を実現するための「産業競争力強化法案」などを早期に成立させ、経済の再生を確かなものにしたいという考えを示しました。