熱中症に十分な注意が必要

      来週いっぱいは、ほぼ全国的に平年よりかなり気温の高い状態が続くおそれがあり、熱中症に十分な注意が必要です。

  12日、国内過去最高の41度の気温を観測した高知県の四万十市西土佐では、13日も気温が40度に達し、4日連続で40度以上になりました。

 

  また、13日は大阪の豊中市で39度1分を観測するなど、各地で35度以上の猛暑日となりました。

 

  14日も西日本と東日本を中心に猛烈な暑さが続く見込みで、日中の最高気温は、▽京都市や大阪市で38度、▽甲府市や岡山市で37度、▽岐阜市や高松市で36度、▽東京の都心や名古屋市、福岡市で35度などと予想されています。

 

  今月、猛暑をもたらしている太平洋高気圧はこのあとも南の海上から張り出し、日本列島には西から暖かい空気が流れ込む見込みです。

 

  このため、西日本と東日本、それに東北では、来週いっぱいは平年よりかなり気温の高い状態が続くおそれがあります。

 

  気象庁は、こまめに水分をとったり、適切に冷房を使ったりして熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

 

  一方、14日も午後を中心に西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。

 

  気象庁は、落雷や竜巻などの突風、急な川の増水、低い土地の浸水などにも十分注意するよう呼びかけています。