家族で彼岸の墓参りに来ていた5歳の男の子が列車にはねられ死亡

  23日夕方、高知県四万十町で、家族で彼岸の墓参りに来ていた5歳の男の子が列車にはねられ死亡しました。

  23日午後5時すぎ、高知県四万十町昭和で、JR予土線の線路にいた幼い男の子が普通列車にはねられました。

  列車にはねられたのは、高知市神田の澤田暁さんの長男で5歳の叶汰くんで、病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡しました。

  列車には、乗客と運転士合わせて9人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

  警察によりますと、叶汰くんは、家族と現場近くの墓地に彼岸の墓参りに来ていたということです。

  現場の線路脇には柵が設置してありましたが、柵と柵との間には数10センチの隙間があいていました。

  警察に対し列車の運転士は、現場のおよそ70メートル手前で男の子を発見し急ブレーキをかけたが、間に合わなかったと話しているということで、警察は、男の子が柵と柵の間の隙間から誤って中に入ったとみて、当時の状況を調べています。