千葉県成田市で空き家から火が出

  29日夕方、千葉県成田市で空き家から火が出て、住宅など合わせて3棟が全半焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

  警察は、死亡したのはこの空き家に住み着いていた路上生活者の男性と見て身元の確認を進めています。

  29日午後6時すぎ、千葉県成田市猿山で空き家から火が出ていると、近くを車で通りかかった男性から消防に通報がありました。

  消防車およそ10台が出て消火に当たり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建ての空き家2棟が全焼し、隣接する住宅1棟も半焼しました。

  また、燃え方が激しく、火元と見られる空き家の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

  警察の調べによりますと、この空き家には80代と見られる路上生活者、いわゆるホームレスの男性が住み着いていたということです。

  このため警察は、死亡したのはこの男性とみて身元の確認を進めると共ともに、火事の原因を調べています。